ニュースで学ぶ現代英語 24/3/27(水)五ノ井里奈さんに“世界の勇気ある女性賞”


ニュースで学ぶ現代英語 24/3/27(水)五ノ井里奈さんに“世界の勇気ある女性賞”
アメリカが性的虐待と戦った事で、日本人女性を表彰する。
U.S. honors Japanese woman for fighting abuse.
2024年3月5日のニュース

speak up「声を上げる、(聞こえるように)大きな声で話す」、 「(主張するのが難しい状況で)意見を率直に述べる」というニュアンス。
会議などで「ご発言ください」と発言を促すときには、Please speak up. のように言えます。
最後のセンテンスに出てくるspeak outを使っても同じような意味になります。
sexual harassment「性的な嫌がらせ、セクシュアルハラスメント、セクハラ」
harassment「ハラスメント」は嫌がらせやいじめなどを指します。暴力的な行為のほか、人種や宗教、性別、年齢、職務上の地位などの属性や人格に関する言動によって相手に不快感や不利益を与え、尊厳を傷つけることです。パワーハラスメントやカスタマーハラスメントは和製英語で、
(“Harassment” refers to harassment, bullying, etc. In addition to violent acts, it is the act of causing discomfort or disadvantage to another person and damaging their dignity through words or actions related to attributes such as race, religion, gender, age, job status, or personality. Power harassment and customer harassment are Japanese-English terms.)
英語では一般的には workplace harassment や harassment by a customer
honor A for -, 「~(行為など)に対してAに栄誉を与える、Aを表彰する」
名詞 official 「当局者、役人、職員」
動詞 praise 「たたえる、称賛する、褒める」
shine a light on -, 「~に光を当てる」という表現ですが、ここで 「人々の注目を向ける」という比喩的な意味で
otherwise 「そうでなければ」という意味で、taboo にかかっています。
「もし五ノ井さんが訴え出ていなければタブー視されていた」というニュアンス
taboo 、形容詞で「タブーの、触れてはいけない」、名詞として 「タブー、禁忌」な
an otherwise taboo subject がクオーテーションマーク(“ ”)で囲まれているのは、この部分が国務省の声明から引用されたフレーズであることを示しているからです。
join A for -, 「~のためにAに加わる、Aと一緒に~に参加する」
recipient 「受賞者、受益者」 「(移植手術で)臓器提供を受ける人」という意味も
International Women of Courage Award「世界の勇気ある女性賞」は、アメリカ国務省が人権擁護や女性の地位向上などに貢献した女性に授与しているものです。今年は、五ノ井さんのほか、アフガニスタンの弁護士、ベラルーシの人権活動家やウガンダのジャーナリストなどが選ばれました。(The World’s Courageous Women Award is given by the U.S. Department of State to women who have contributed to the protection of human rights and the advancement of women’s status. In addition to Gonoi, this year’s winners included an Afghan lawyer, a Belarusian human rights activist, and a Ugandan journalist.)

Q1). Where did the International Women of Courage Award ceremony take place?
Indeed. The answer is ‘at the White House’.

serve in -「~に勤務する、(軍務などに)就く、~に所属する」
Ground Self-Defense Force「陸上自衛隊」
「海上自衛隊」ならMaritime Self-Defense Force、「航空自衛隊」ならAir Self-Defense Forceで、正式にはそれぞれの頭にJapanが付きます。Japan Self-Defense Forces 「自衛隊」
sergeant 「軍曹、下士官」です。具体的には五ノ井さんの上司だった陸上自衛隊の元隊員(3等陸曹)を指しています。
動詞 assault「暴行する、攻撃する」
training facility 「訓練施設」ですが、ここでは自衛隊の演習場を指しています。
file a complaint 法律的な文脈で 「告訴する、提訴する」ですが、「苦情を申し立てる」という意味もあります。
superior 「上司、上官」です。
dismiss 「退ける」

五ノ井さんは上官である中隊長に被害を訴えましたが、部隊内で被害の調査が行われることはありませんでした。防衛省は後に、中隊長は上級部隊の大隊長への報告と事実関係の調査を行わなかったと認定しました。
(Mr. Gonoi complained of the damage to his superior, the company commander, but no investigation was conducted within the unit. The Ministry of Defense later determined that the company commander failed to report to the battalion commander of the higher-ranking unit and to investigate the facts.)

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