ニュースで学ぶ現代英語 24/4/2(火) 鳥山明さん死去 世界から惜しむ声


ブログ記事の抜粋
ニュースで学ぶ現代英語 24/4/2(火) 鳥山明さん死去 世界から惜しむ声
World mourns ‘Dragon Ball’ manga artist Toriyama Akira
2024年3月8日のニュース
Hi there everybody. I’m Christy West.
I hope you’re ready for another lesson.

manga 文字どおり「漫画」で、日本発の漫画文化が世界に広く受け入れられるにつれて定着した単語と言えます。
anime「アニメ」ももともと英語の animation「動画、アニメーション」を日本語風に略したものですが、今では海外でもanimeで通じる状況となっています。こうした単語には、cosplay「コスプレ」もあります。ちなみに、英語の「漫画」は comic や cartoon と言いますが、comic は主に漫画本を、cartoon は主に動画としてのアニメを指します。なお、cartoonは政治など時事問題の「風刺画」に使うこともあります。
mourn「追悼する、惜しむ、悲しむ」という動詞です。「人の死を悲しむ」という意味では他にも grieve という単語がありますが、grieveは内面的な感情に焦点を当てているのに対して、mourn は外的もしくは公的な悲しみの表れのニュアンスが強いです。
人の死を追悼する場合、remember や commemorate を使うこともあります。また、pay tribute to -「~を追悼する」
master 「巨匠、名人」などの意味です。artist「芸術家、アーティスト」で、master (manga) artist「(漫画の)巨匠アーティスト」のように「漫画」

複数形 worksの意味の1つが、「作品」で、one of the most popular works「最も人気のある作品の1つ」
works「工場」や「工事」という意味もあります。
例えば、steel works「製鋼所、製鉄所」、public works「公共事業、公共工事」
genre 、日本語でも「ジャンル」 [[US] ʒɑ́nrə | [UK] ʒɑ́ːnrə] 、「(芸術、文学、映画などの)分野」を表します。ここでの the genre は、「漫画」という分野を指しています。
at the age of -,「~歳で」は、訃報を伝えるニュースの定型表現です。at age 68や、年齢を指すことが明らかな場合はat 68とすることもあります。
career は、日本語でも「キャリア」としてよく使われますが、「(長く続ける)職業」や「経歴、職歴」
「仕事」を意味する英語には他にもさまざまな言葉がありますが、基本的にどれも career に比べてより狭い範囲を指します。
例えば occupationは「職業」ですが、careerのような「(ある職業での)活動期間」という意味はありません。
professionも「職業」ですが、専門的な知識が伴うニュアンスがあり、「専門職」と訳されることがあります。
job 中間的なニュアンスで、一時的な「仕事」にも長期的な「定職」にも使うことができます。
名詞としての serial には「シリーズもの、連載読み物、連続番組」などの意味があります。
[síəriəl]
ちなみに「(1回きりの)読み切り、単発もの」なら、one-off と言います。serialはまた、形容詞としては「連続した、一連の」で、serial killer「連続殺人犯」という言葉があります。

1980年に連載が始まったDr. Slump「Dr.スランプ」は鳥山さんの代表作の1つです。この解説を書いている筆者の少年時代とも重なりますが、少女型アンドロイドのアラレちゃんの「んちゃ」や「バイちゃ」などのセリフが流行語になるなど、大きな人気を集めました。
(Dr. Slump, which began serialization in 1980, is one of Toriyama’s most famous works. This coincides with the childhood of the writer of this commentary, and the girl-like android Arale-chan’s lines such as “ncha” and “bai-cha” became popular and became very popular.)

launch「始める、開始する」という意味で、つまり「連載を開始する」ことを表しています。
launch、ロケットのニュースでは「打ち上げる」という意味になります。
さらに、「(新商品などを)発売する」という意味もあり、launch a new product「新商品を発売する」
feature 目的語をとる動詞で、「~を特徴とする、~を呼び物とする」
a boy with superhuman strength「超人的な力を持った少年」
superhuman のように、superを伴う単語は「超~」や「特別の」という意味を含みます。
また、会話で Super! と言うと、「すごい!すばらしい!」
strength「力」で、ニュアンスとしては「自分が備え持つ力」です。ここから「強さ、精神力、強み」としても使われます。
strong の名詞
strengths and weaknesses「強みと弱み」という決まりのフレーズ

adventure「冒険」
involve 意味をつかみにくい動詞ですが、目的語を伴って「~を関係させる、関わらせる、巻き込む」などの意味で使われます。
adventures involving -「~をめぐる冒険」
wish-granting balls 「願いをかなえる複数のボール」ですが、この作品に出てくる、世界中に散らばった7つの球「ドラゴンボール」を指しています。これらをすべて集めると、どんな願いも1つだけかなえられるとされています。
grant「与える、かなえる」動詞
battle「戦い」
a variety of -, 「さまざまな~、多種多様の~」
villain「悪役、悪党、極悪人」などで、勧善懲悪のストーリーには欠かせない単語です。
最近では日本語でも「ヴィラン」と表されることが増えてきましたが、まだなじみのない単語かもしれませんね。
例えば、アメリカンコミックのBatmanにおけるJokerは、典型的なvillainです。
また、superhero「スーパーヒーロー」に敵対するsupervillainは、「超悪玉、スーパーヴィラン」
fascinate「魅了する」、fascinating「魅力的な、うっとりさせる、興味をそそる」
globe の本来の意味は「球、球体」ですが、通例 the globeで「地球、世界」を表すことも多いです。
形容詞の global は「地球規模の、世界規模の」

the series「そのシリーズ」は、ドラゴンボールの連載
a total of -, 「合計~の」
260 million 、1 million「100万」が260あるわけですから、「2億6,000万」
copy「(書籍などの)部、冊」
a sense of -, 「~の感覚」で、a sense of justice「正義感」
justice「正義、公正、司法」
a sense of -, を使った表現には他にも、a sense of guilt「罪悪感」、 a sense of security「安心感」
help+目的語+to+動詞の原形、「~が~するのを助ける」を表します。to がない形もあります。
make friends「友達を作る、友達になる」
make friends with -,「~と親しくなる、~と友達になる」
definitely「間違いなく、確かに」
会話の中で Definitely.と返答する場合は、「もちろん、必ず、絶対に」など、yesを強調する働き
a great loss「大きな損失」、manga world「漫画の世界」

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