ニュースで学ぶ現代英語 24/4/12(金)日本漫画 外国語海賊版サイトの被害深刻


ブログ記事の抜粋
ニュースで学ぶ現代英語 24/4/12(金)日本漫画 外国語海賊版サイトの被害深刻
Manga industry calls for action to tackle overseas piracy
日本の漫画が世界で人気を集める中、外国語に翻訳された作品を無断で掲載した海賊版サイトの被害が深刻化しています。スマートフォンなどのアプリを配信する公式ストアでも海賊版に誘導する外国語の違法なアプリが複数確認されているということです。
(While Japanese manga is gaining popularity around the world, pirate sites that publish works translated into foreign languages without permission are causing serious damage. Even at official stores that distribute applications for smartphones and other devices, several illegal foreign-language applications that lead users to pirated versions have been confirmed.)
「~が増えている」と言うとき、ここでのように a growing number of …を主語にして表すことができます。
例えば、「観光名所をう回する海外の観光客が増えている」、A growing number of international visitors are bypassing popular tourist spots
piracy「海賊行為」、「著作権の侵害」
take advantage of -, 「~を巧みに利用する、活用する」、「~を悪用する、~に乗じる」といった否定的なニュアンスで使っていますが、肯定的な意味でも使います。
illegally「違法に、不法に」、形容詞illegal「違法な」
illegal 、legal「合法的な」に「非、不」を意味する接頭辞il-が付いた単語
action「(状況に対処するための)行動」、take action「行動を起こす」
tackle 、ラグビーやアメリカンフットボールにおける「タックル」ですが、
一般の語彙としては、「(問題に)取り組む」
この意味での類語には、grapple があります。tackle は tackle a problemのように前置詞を取りませんが、
grapple は grapple with a problem のようにwithを伴います。
Authorized Books of Japan 、出版社などでつくる一般社団法人「ABJ」の英語名です。
authorized「公認の、公認された」
conduct a survey「調査をする、調査を実施する」
ここでは、a survey (that was) conducted と受身形に
センテンス1に出てきたpiracyを形容詞にしたのが、pirated「海賊行為で作成された、海賊版の」
title「作品」という意味で、厳密には本や雑誌など特定の題名の付いた「出版物」
例えば The company published over 40 titles in 2023.「その会社は2023年に40を超える作品を出版しました」
それに対して、印刷された「冊、部」は copy
例えば、The book sold over 100,000 copies.「その書籍は10万を超える部数を売り上げた」
them「それら」、海賊版を提供しているmore than 1,200 sites
名詞としては「標的、目標」などの意味を持つ target ですが、ここでは動詞として「~を対象にする、~にねらいを定める」という意味で使われています。
ABJが2月に調べたところ、漫画などの出版物を無断で掲載する海賊版サイトは1207サイトに上り、このうち7割以上を占める913サイトが、英語やベトナム語などに翻訳された作品を集めた外国語のサイトだったことが分かりました。
(n February, ABJ found that there were 1,207 pirate websites that carry manga and other publications without permission, and that 913 of these sites, accounting for more than 70% of the total, were foreign-language sites with works translated into English, Vietnamese, and other languages.)

the organization「その団体」、Authorized Books of Japan
一般用語としての traffic は「交通量」ですが、ここでのようにコンピューター関連の用語として使われると、「(やり取りされる)データの量」
「~の~倍」と言うとき、… times as … as …とすることもできますが、ここでのように… times the … of …を使うこともできます。例えば「Aの5倍の重さ」なら、five times as heavy as Aのほか、five times the weight of Aでも表せます。
estimated「推定の、見積もりの、大体の」で、estimated damageは「推定の損害」
damage from -,「~による被害、損害」
infringement「(特許権・版権・商標などの)侵害」
copyright infringementは「著作権侵害」で、piracyの言いかえ
billion「10億」ですので、2.5 billionは「25億」です。hundredやthousand、millionの場合も同様ですが、前に複数を表す数字(ここでは2.5)を置いてもbillionに複数形のsは付きません。

appは application program (software)の略で、特定の作業を行うよう設計されたコンピュータープログラムのことです。日本語では「アプリ」という略語が定着しています。
guide「導く、案内する」ですが、ここでは「誘導する」というニュアンスで。
guide A to -,「Aを~に導く、誘導する」
issue「(重要な)問題」という名詞
to be+過去分詞(to不定詞の受動態)の形で「~されるべき」という用法になっています。issue to be resolved「解決されるべき問題」

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