ニュースで学ぶ現代英語 23/12/25(月) COP28 “化石燃料の廃止”で大きな隔たり


ブログ記事の抜粋
ニュースで学ぶ現代英語 23/12/25(月) COP28 “化石燃料の廃止”で大きな隔たり
CLIMATE DELEGATES ARGUE OVER WORDING
気候の代表者、文言を巡って論争する
Climate delegates argue over wording
climate delegates 気候問題を担当する各国の代表者
2023年12月12日のニュース

delegate「代表者、代理人、使節」
動詞 delegate「権限を委任する」「(仕事を)任せる、振り分ける」として使うこともあり、
A good manager is someone who can efficiently delegate tasks to team members.
「優れた管理者とはチームの構成員に効率的に仕事を振り分けられる人です」
go into -, 「~に入っていく、~に出る、~を始める」、ここでは「~に臨む」といったニュアンスです。
the United Nations conference on climate change「国際連合の気候変動会議」
climate change「気候変動」、近年ではその深刻度をアピールするために、climate crisis「気候危機」
agreeing (that) -, 「~ということに一致しながら、賛成しながら」
agree 、文書による正式な合意ではなく、総論としては対策が必要ということで一致している、
climate action「気候変動に対する行動」
can’t wait「待てない、待つことができない」、「急を要する、待ったなし」
draft「起草する、下書きを作成する」。「下書き、原稿」という名詞
deal「合意、取り決め」、ビジネスにおいては「取り引き、契約」
また、日常会話で That’s a deal! と言えば「これで決まり!」というニュアンス
things they could do「彼らができるであろうこと」、このcouldは「しようと思えばできるだろう」
気候変動の話題での emissions「排出」
通例、greenhouse gas emissions「温室効果ガスの排出」「温室効果ガス」はGHGと表記することも
omit「省略する、除く、割愛する」
a goal (that) many have insisted upon 、「多くの人々が要求していた目標」
insist upon – = insist on -「~を強く求める、要求する」
日常会話、「言い張る」や「周りの言うことを聞かない」という頑固さを表す表現
例えば、He insisted on having his way.「彼は自分のやり方を押し通そうとしました」
host「(客をもてなす)主人役を務める人、主催者、司会者、ホスト」
the United Arab Emirates「アラブ首長国連邦」(UAE)
send out「送信する、発送する、発信する」、send out the draft「その草案を発表する」
前のセンテンスでは動詞で使われていた draft 、ここでは「草案、草稿」という名詞
limit A to B「AをBに制限する」
global warming「世界の気温上昇、地球温暖化」
Celsius 「摂氏」。アメリカで使われるFahrenheitなら「華氏」
above「~の上に、上の」、ここでは数値の高さを表しています。
1.5 degrees Celsius above -,「~から摂氏1.5度高い」
pre- 「~以前の、~前の」
pre-industrial levels「産業革命以前の水準」
丁寧に言うなら pre-Industrial Revolution levels、pre-industrial levelsだけでも通じます。
コロナ禍が落ち着いた最近のニュースでは、pre-pandemic levels「コロナ禍以前の水準」という表現もよく見かけます。
世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べて1.5度に抑えるというのは、COP21で採択されたパリ協定で示され、国際社会の目標となっています。(Limiting the rise in global average temperature to 1.5 degrees Celsius compared to pre-industrial revolution levels is a goal of the international community, as set out in the Paris Agreement adopted at COP21.)

text「本文、文章」, the textはここでは、草案(の内容)
mention 目的語を取る動詞で(他動詞)、「~に言及する、~に触れる」
phase「段階、局面」
phase out「段階的に廃止(縮小、削減)する」
phase out 冠詞aが付いていることから、名詞として「段階的廃止」 phaseout , phase-out と表記することも
fossil fuel「化石燃料」 fossil 文字どおりの「化石」だけでなく、比喩的に「時代遅れで、化石のような人(物)」
なお、COPの期間中、世界各国の環境NGOが作るグループが気候変動対策に消極的だと判断した国を選び、Fossil of the Day「化石賞」を発表することが恒例となっています。
a call for -, 「~の呼びかけ、要請、要求」

Q1). What doesn’t the text mention?
A1). That’s correct. The answer is a “phase out” of fossil fuels.

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